ミツル建築工房はゼロエネルギー住宅に取り組んでいます
ゼロエネルギー住宅とは
「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」とは、住宅の躯体・設備の省エネ性能の向上、再生可能エネルギーの活用等により、年間での一次エネルギー消費量がネット(正味)でゼロになる新築及び既築の住宅に一定の補助金を支援する事業です。
これからの住宅における性能のあり方
温暖化対策における国のロードマップの中にも、新築住宅における省エネ・省CO2対策の取り組みが盛り込まれており、2020年までに「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」の普及を目指しています。
~国土交通省ロードマップ参照~
低炭素社会に向けた住まいと住まい方の推進に関する工程表:案(ロードマップ)
ゼロエネルギー住宅をつくるには
ゼロエネルギー住宅のモデルプラン
片流れの屋根で、太陽光発電システムを搭載しやすい屋根形状。モデルプランには太陽光発電システムを5.95kW設置。
■平面図
コンパクトながら開放感と家族のつながり、風の流れや採光を考慮したプランです。
延床面積:111.80㎡(33.82坪)
1階床面積:62.94㎡(19.04坪)
2階床面積:48.86㎡(14.78坪)
※図面をクリックすると大きく見えます。
■日射シュミレーション
季節や時間による太陽の動きと、光と影の移り変わりをシュミレーションすると、より詳細に状況を把握でき設計に反映できます。
【夏】8月1日 12:00頃
軒を出したり、庇を設けることは夏の日射遮蔽には有効ですが、LDK前にはアサガオやゴーヤなどの「緑のカーテン」で日射を遮る工夫をするとよりいいでしょう。
モデルプラン:「エネルギー収支ゼロ」シュミレーション
「エネルギー収支ゼロ」シュミレーションの計算方法は、「住宅・建築物のネット・ゼロ・エネルギー化推進事業費補助金(経済産業省)の算出ルールに基づいており、冷暖房・給湯・換気・照明・太陽光発電が計算対象です。
ゼロエネルギー住宅モデルプランで「LIXIL SW工法(T65) の場合」
Q値は1.939W/㎡・K μ値は0.04 になります。
(次世代省エネ基準の基準値はQ値2.70W/㎡・K μ値0.07)
※(②+③)÷①が100%以上となり、エネルギー収支ゼロとなります。
【参考資料添付】
[様式3]ゼロエネルギー住宅 WEB算定プログラム.pdf(60.4KB)
エネルギー消費削減量の計算書.pdf(396KB)
ゼロエネルギー住宅にするとこんなに「おトク」が!
■光熱費がおトクになります!
家の性能がよいゼロエネルギー住宅では、一般的な住宅に比べ家の中での温度差が少なく、年間通しての冷暖房エネルギーが大幅に削減でき、これは光熱費の削減となります。(上記エコシュミレーション参照)
また、太陽光発電システム等の創エネルギー設備の搭載により、年間を通じて光熱費がプラスとなり副収入が期待されます。
さらにゼロエネルギー住宅には、快適で健康的な暮らしをしながら、住宅ローンを完済するころには光熱費が大幅に削減できているというシュミレーション結果もでています。
■補助金や住宅ローン優遇も
「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」や「ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業」といった、ゼロエネルギー住宅の補助金があります。
「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」は、中小工務店に対する補助制度で、一戸あたり最大165万円が補助されます。
「ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業」は、建築主や所有者に向けた補助制度で、一戸あたり最大350万円が補助されます。
(補助金については、平成25年度の公募内容であり平成26年度以降については未定です。)
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住宅ローンの支払額や光熱費のコストシュミレーションを交えながら、皆様からの様々な疑問や質問にお答えいたします。
住宅のゼロエネルギー化推進事業について
平成25年度の住宅のゼロエネルギー化推進事業に応募した、弊社の「くらしきZEROエネ住宅」が審査の結果「採択」されました。
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